相続税支払いまでの流れ

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相続税は10ヶ月以内に申告と支払いをする必要があります。
まずは全体の流れを把握しておきましょう。

相続税納付までの流れ

相続税は、支払いの手順や期限があります。
基本的には10ヶ月以内に納税まで完了させる必要がありますので、あらかじめ流れを確認しておきましょう。

相続発生(被相続人の死亡)

49日を迎えるまでは、葬儀や各方面への挨拶などで大変忙しくなります。ここでは故人をきちんと弔うことを考えるようにしましょう。

49日後

相続のことを考え始めます。まずは、現金、土地、建物、有価証券など、どのような遺産があるのかを確認し、リストにします。また、相続する遺族も確定します。
なお、生前対策をしておくことで、これらの手間が大幅に削減できます。
また、当事務所で財産確認の代行をすることも可能です。

3ヶ月まで

遺産の中には、借金や負債といったマイナスの財産が含まれていることもあります。相続が発生してから3ヶ月以内に家庭裁判所に申請を行えば、相続放棄することができます。

4ヶ月まで

亡くなった方の確定申告をします(準確定申告)。

4ヶ月以降

遺産分割協議書を作成します。具体的に誰が何の遺産をどれくらい相続するのかを記載しますので、それまでに不動産や有価証券の価格算定をしておきましょう。
また、遺産分割協議書を作成した後は、財産の名義変更手続きをします。
これらも、生前対策をしておくことでスムーズに進めることができます。

10ヶ月以内

相続税を納めるための申告書を作成し、実際に納税します。

相続税に関する押さえておきたいポイント

不動産の評価方法について

家や建物の価格については、不動産鑑定士に依頼して関係者全員が納得できる評価額を用意することが重要です。
当事務所では不動産鑑定士をご紹介しておりますので、別途探す必要はございません。
また、それ以外の財産評価につきましては、税理士が行うことができます。

財産の分割について揉めている場合

遺産分割協議がまとまらない場合は、当事務所の提携弁護士をご紹介させていただきます。話し合いがこじれてからの修復は困難ですので、できれば生前対策をしたり、早めに弁護士に依頼したりして、トラブルにならないようにしましょう。

10ヶ月以内に納税できなかったら…

通常は上記の流れで相続税の申告と納付を行いますが、遺産分割についての話し合いが難航している場合や、納付が困難な場合などは、2年以内に手続きをすることになります。

その他の手続きについて

当事務所は、弁護士以外にも、司法書士や行政書士などと提携しておりますので、必要に応じてすべてお任せいただくことができます。

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